セカイに長く存在し続けることによって蓄積されていく形はないが確かに存在する何か。
それ(イワレ)を必要とするはずのカミガミ自身すらも、それをうまく形容することができない、不思議であやふやな概念。
あるカミ曰く、そのモノがそのセカイに与えてきた影響、歴史、セカイからの評価、ゲームでいうところの、ケイケンチ(EXP)のようなものだとか。
またあるカミ曰く、つまりはデンセツであり、そのものが持つモノガタリであり、セイセキヒョウであるのだとか。
そしてまたあるカミ曰く、イワレは自分自身に溜まるものではなく、自身を認めてくれるナニカに少しずつ溜まっていくものなのだという。
アヤカシやカミの力の性質や強さは、自身が持つイワレに大きく左右されるらしい。